目指せ!47歳からの司法書士受験!

法律初学者のおっちゃんが合格するまでやりますよー

47歳という年齢(2)

さて、47歳といえば、一般的には会社での責任があるし家庭での立場もあるという難しいお年頃。自分の意思だけで自分のやることを決められるとは限りません。司法書士試験の勉強のために、まず職場の調整とか家族の説得をしなくちゃいけないという状況だったりすると、気苦労が絶えないだろうなと思います。

ですが、純粋に趣味的なことをやるのに比べたら、まだしも周囲の理解が得やすい気がします。バイクでツーリングに行くとか、アマチュアオーケストラで音楽活動に没頭するとか、写真を撮るために頻繁に出かけたり機材を買い集めたりするとか(←全部自分の趣味です^^;)なんて、どれも時間がかかるしお金もかかるし、しかも直接的には収入が1円も増えないのです。そこへいくと司法書士の勉強は実利的というか、今よりも収入がアップするし老後も仕事ができる!と言いやすく、勉強にかかる時間や費用はそのための先行投資だ!と言えなくもないですしね。

 

ところで、日本人の平均寿命は男女とも80歳を超えているそうです。例えば22歳で社会に出て、80歳まで生涯現役を通したとすると、社会人としての人生は58年にもなります。すると、ちょうど真ん中にあたるのは51歳あたりってことですよね。つまり、50代前半の人も、社会人としての人生はまだたっぷり半分残っているのです。47歳なんて半分にも達していないわけなのですよ。それなら、やりたいことはやらなくちゃ!と思いますよね。

 

ちなみに、自分が受験生生活を送っていることは、それを言っておく必要のある人以外には知らせていません。周囲に「私は司法書士を目指して勉強中です!」と宣言することで退路を断つみたいな考え方もありますが、これは言う相手をよく見極めないといけませんね。自分が見聞きした範囲では、ある程度年齢のいった人が新しいことをしようとすると「今のままでも幸せじゃない」という反応を示されることが多いようです。心配して言ってくれるとしても、勉強が捗ってないときにこう言われたら心がグラついて易きに流れてしまいそう。それはちょっと困るかも(笑)

あとは「年甲斐もなくそんなことをするなんて」みたいなことを言う人とか。普段の言動からこういうことを言いそうな人にはもちろん最初から受験のことなんて言いませんけど、普段良い人だと思っていたのにいざ打ち明けてみたら年齢を理由に否定的なことを言われた、なんてことがあるのが面倒なところ。これ、結構ショックです。あらゆる意味で、人は見かけによらないのですよねぇ。年のことをあからさまに言う人は以前より少なくなりましたが、余計なストレスを抱えるリスクを減らすためにも、司法書士を目指していることはあまり言わない方がいいかなと思っています。

 

まあでも、47歳になってから司法書士試験の勉強ができる環境にいられるのは本当に有り難いことです。しっかりやらなくちゃ…と思いつつ今年のカレンダーを見ていたら、7月の試験の日(多分)よりも前に48歳になってしまうことに気が付きました。いやー時の流れは早いですね^^;