目指せ!47歳からの司法書士受験!

法律初学者のおっちゃんが合格するまでやりますよー

司法書士のお仕事(3)

毎日毎日修行僧のように…てほどでもないけど(笑)、追い込みが佳境に入っているところですよね。アレが分からない、コレも覚えてない、どうしよう…!みたいな焦りはありますが、まあやれることをやるしかないと心を落ち着かせるしかありません。ところで、不動産登記法にしても商業登記法にしてもその他の科目にしても、無味乾燥な細かい規定を無限に記憶しなければいけない、みたいな錯覚に陥ることありませんか? 一つ一つの細かい規定がどういう意味で何のために存在しているのか、それがよく分からないことが原因だと思います。あまりに覚えられないと、方程式が解けなくたって世の中ちゃんとやっていけてるじゃないか!みたいな中学生と同レベルの幼稚な愚痴でも言いたくなってきます^^; 他の資格試験と比べても司法書士は相当に実務に近いと言われていますけど、それでもやっぱりあまり実感はできないのですよねぇ。こんな細かいことを覚えても、それはただ単にテストを突破するためだけ…みたいな気分になると、途端に勉強がつまらなくなってしまいます。しかし司法書士としての実務をやっておられる先生は「受験勉強は実務に役立つ」と言っておられます。

 

●試験勉強が実務に役立ったこと!

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抵当権の変更とか、相続人が何人かいるときの相続登記とか、本店と代取の住所変更とか、試験でお馴染みの論点が出てきます。それらがケーススタディ的に実務と絡んだ話で出てくると、無味乾燥な退屈だったものが急に生き生きした面白い話に聞こえますね! 実務に出たらちゃんと役立つのだなぁと思うと、少しは勉強する気も盛り上がってくるというものです(^^)

そういえば、相続人が何人かいるときに、そのうちの1人が保存行為として相続登記ができる…というのは多分受験生だったら誰でも知ってる知識なんだと思います。しかし、これを実際にやってしまうと申請人以外の相続人に登記識別情報が通知されず、後から処分するときに大変な苦労をする可能性がある、だから法律上できるからと言って安易にやらずによく考えた方がいい、ということをスタディングの講義の中で山田先生もチラッとおっしゃっていたのを思い出します。やっぱり実務に出るといろいろなことがあるのでしょうね…しかしまあ、試験勉強で得た知識がそのまま現実になるなんて、ちょっと楽しみになってきますよ。膨大な量の暗記も無駄にはならないんだなぁ、みたいな(笑)

 

それにしても今は、目の前の試験をどうにかしないといけませんね。試験後のことは終わってからゆっくり考えればいいのですし。