目指せ!47歳からの司法書士受験!

法律初学者のおっちゃんが合格するまでやりますよー

一般病棟(大部屋)へ

風呂から出ると点滴があり、ルーチンがあり、すぐ昼食。手元にiPhoneがあるので、早速radikoをつけてみました。いやぁ、一人きりでの食事なのに楽しいですね笑 しかしiPhoneを片手で持って操作するのもそれなりに体力が必要らしく、食後ちょっと画面に集中してたら看護師さんが来て「酸素飽和度が下がってるし呼吸も落ちているので気を付けて下さい」と言われました。この時点では本当にギリギリの体力しかなかったのですねぇ…。

それからこの日は先生の回診(というのか分かりませんが)がありました。現在の病状と治療について説明してもらって、あと1週間ちょっとでの退院を目指しましょう、とのこと。まだまだ先は長いのです。あと、体重測定もありました。測ってみたら、何と76kg! 入院前より10kg以上も減っています。それだけ身体に負担がかかってたってことでしょうか。

 

しばらくして、大部屋へ移動することになりました。ここへ入ってきた時と同様に、看護師さん2人がかりでベッドごと移動します。今度は起きててもいいというので、ベッドの上に座って周囲を見てました。ああ、こんな風になってたのか…と思いましたけど、できれば二度は来たくないですよね笑 大部屋での自分のスペースは廊下側でした。南向きの窓側の方も気分が良さそうでしたが、なぜか室内の冷房が弱くて、つまり室内が暑く、割と天気の良い日が多かった6月中旬は厳しかったかもしれません^^;

私物を入れたキャビネットも一緒に引っ越してきて、iPhoneiPadのための電源を確保して、ようやく一息つけました。「トイレはこの部屋の隣にありますけど、行く時はナースコールで看護師を呼んで下さい。一人で行っちゃダメですよ?」と、繰り返し注意を受けました。と言われても、看護師さんはいつも忙しそうだし、トイレに連れてって!とは言い出しにくい…。早く一人で歩けるようになりたいなと思いました。

 

看護師さんがナースステーションに引き上げると、午後の時間が気怠く流れます。昨日までは退屈で仕方なかったこの時間も、ネットに接続できるとなれば話は別。ニュースサイトを見て回ったり、友人知人に連絡を入れたりしていると、どんどん時間が過ぎていきます。しかし、如何せん体力が不足しているためか、結構な疲労感がのしかかってくるような。なので休み休みやってました。

前に書いた通り大部屋の定員は4人で、自分が来たときは先客?が2人いました。患者同士での会話などは全然なかったので単なる推測ですが、集中治療室から出てきた元重症者は自分だけで、先客お二方は中等症だったのかなと思います。リハビリがないし、自分とは退院の仕方も違っていましたし。というか、後で書きますがこの大部屋の中をリハビリと称して歩き回っていたので、物凄く鬱陶しかったかもしれませんね。申し訳ない^^;

 

まあそんな感じでダラダラしていたら、昨日のリハビリの先生がいらっしゃいました。「部屋移ったんですね。酸素のチューブも取れて、どんどん回復してますね。この調子で頑張りましょう」ということでリハビリ開始。昨日よりも実際に歩くことを想定した運動が多く、壁に手をついてスクワットを数回やったりもしました。ふくらはぎがピキピキ痛いです。でも実際に攣ってしまって動けなくなる、なんてことはなく、ちょっと休めば回復してましたけど。「では、この部屋の入口から反対側の窓まで(6〜7mくらい)歩いてみましょう」てことで歩いてみると…お、意外と歩ける!と思いつつ窓のそばまで行きました。「おー、いいですよ! その場でゆっくりUターンして、元の場所まで戻りましょう」。と、こんな感じで取りあえず1往復は歩くことができました。「少し休みましょう…もう1回行けますか?」。1往復は普通に歩けたから、もう1往復も楽勝…と思ったら、意外と足に疲労が溜まっていたらしく、Uターンするところでふくらはぎがビキッと痛くなりました。え、ここで急に?という感じでしたが、元の位置に戻ると「ちょっと酸素飽和度が下がりますね。歩いた直後も90より下がらないといいんですけど」。最後に、先生に足をマッサージしてもらって終了。結構疲れました。

その後、ベッドの上で何となく自分の足を触ってみたら、本当に骨と皮だけになってました…。自分の足をゆっくり観察したのはこの時が初めてでしたが、コロナ前は太ももあたりが丸々と太っていたのに、今はまるで70代のお爺ちゃんのようです^^; 脛のあたりは骨が浮き出て、ふくらはぎにはほとんど筋肉がなく、皮膚が弛んでカサカサに乾いています。目に見えて大変なことになったな、と思いました。自分の身体が衰えている事実を突きつけられるのって、本当に心が痛くなるような、胸がギューっと締め付けられるような、暗くて辛い気持ちになりますね…多くの人が熱心にアンチエイジングに走るのが分かる気がする笑

 

この後はルーチン→夕食を経て、22時の消灯を待たずに寝てしまいました。疲れてたんですね。ということで次回へ続く。