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病院の食事と血糖値

一般病棟に移ってきて割とすぐ常食になりました。それについて思ったことをまとめて書いておきます。ちなみに、入院したときの検査で2型糖尿病と診断されたらしく、毎朝血糖値を抑える薬が処方されてました。また、コロナ治療薬を投与されていたときはそもそも血糖値が上がりやすく、1日4回インスリンの注射をしてましたが、その点滴が終わった後はほとんど打たなくてもよくなりました。そのへんのことも書いておこうと思います。

 

▼病院の食事で特長的だと思うのは、タンパク質が多いことでした。毎食必ず献立と大まかな成分が書いてある紙が付属していて、途中からそれを取っておきました。それによると、1日3食合計で80mg前後になっています。タンパク質って毎食腹一杯食べていれば所要量を満たしやすいようですが、それだと全体としては食べ過ぎてしまうのですよねぇ。しかし病院の食事は、肉や魚をメインとして、卵を絡ませたり豆腐を絡ませたりサラダにシーチキンを入れたりして、あの手この手で食事の全体量を増やさずにタンパク質を増やす献立になってました。ご飯は1食につき180g出ていましたね。これに、毎回毎回違うおかずが出てくるので、食事は本当に楽しみでした(^^)

 

▼そうしたおかずの中でも一番驚いたのが、鮎の塩焼き! なんと1尾丸ごと出たのですよ。ヒレや尾にしっかりと塩がしてあって、魚の形が綺麗に保たれたまま配膳されてきたのにもびっくりしました。まさか病院でこんなものが食べられるなんて…。さらに、鮎の塩焼きといえば蓼酢が定番のお供ですけど、これがなんとスプレッドになって出てきたのです! いや、蓼酢なんて他の料理では使わないですよね? 鮎の塩焼きでしか見たことないし。それなのに、いちごジャムとかピーナツバターとかと同じように、しれっとスプレッドで登場! こういうものも需要があるのだな~というか、入院しなければこういうものの存在を知ることはできなかったと思います。世の中広いんだなぁ笑

 

▼ちょっと不満だと思ったのは、毎朝200mlパックの牛乳が出るのですけど、これがどういうわけか米飯とセットだったことです。この組合せ、絶対に合わないと思うんですけど^^; ご飯の付け合わせに牛乳飲む人っているんでしょうか? 自分が微妙に牛乳が苦手だからそう思うんでしょうか? そういえば、自分が昔通っていた小学校では週に1度給食に米飯が出ていたのですが、飲み物は必ず牛乳でした。そこで、配膳が終わって全員でいただきま~す!と言った直後、まず牛乳が冷えているうちに全部飲みきって、それから他のものを食べるようにしていましたよ。それがこの年になって、しかも入院中に再びやることになろうとは…。仕方ないので、毎朝配膳されると真っ先に牛乳を飲みきってました。せっかくの食事なのに、落ち着かないのですよねぇ…。

 

▼週に1度、昼食にパンが出ました。無塩ロールパンというのが2個出て、それにいちごジャムのスプレッドと洋風のおかずが出てきます。鶏肉のピカタとか出たような。たまに米飯ではないものが出てくると嬉しいですね。しかし、一緒に出てくる飲み物は必ずほうじ茶なのです。いや、米飯の後のお茶がほうじ茶なのは余韻があっていいなと思うのですが、パン食なら他のものが良かったな…というか、毎朝出ている牛乳を、パン食の日だけ昼に出してもらえたらもっと嬉しかったなぁと思います。

そうそう、米飯以外の主食というと麺類もありますよね。自分が集中治療室で食べた最後の昼食の時に、常食としては麺類が出ていたらしく、あぁペーストでなければ麺類だったのか~そのうち食べられるかな~楽しみ~と思っていたのですが、自分が一般病棟にいる間には結局出てきませんでした。食べてみたかったな~残念。

 

▼デザートもだいたい毎食ありましたね。といってもヨーグルトやゼリーやプリンのようなものではなくカットフルーツで、キウイ、バナナ、オレンジがローテーションで出てきて、メロンと小玉すいかが1度ずつ出ました。やっぱり、食事の締めくくりにデザートがあると、まともなご飯が食べられて良かったな~という充足感がありますよね(^^) 出てくるフルーツの種類は、多分季節によって変わってくるのだろうと思います。6月だからそういうローテだったのであって、春ならいちごとか、秋なら柿とか、冬ならみかんとか出てくるのかもしれません。他の季節にも入院…したくはないけど^^;

 

▼食事前のルーチンとして血糖値測定があったのですが、これは2型糖尿病だからというわけではなく、もっぱらコロナ治療薬の副作用を監視するためだったようです。で、治療薬の点滴をやっている間は朝食前だろうが昼間運動していようが血糖値が下がらなくて、1日4回必ずインスリンの注射をしていました。それがコロナ治療のプログラムが終わって点滴をしなくなってからは、インスリンはほとんど打たなくなりました。特に、頑張ってリハビリして身体を動かすと、如実に血糖値が下がるのですよね。運動って本当に効果あるんだなぁと思いました。といっても100mg/dlを下回ったことは朝食前でさえ1度もありませんでしたが。

 

一般病棟に移ってから退院する日まで、常食と呼ばれる食事を11日に渡って食べていたわけですが、どれも美味しくて毎回完食してました。コロナ前に普段食べていた量に比べると半分以下に減っているような気がしますが、入院中でそんなに身体を使うわけではないので(リハビリも運動量としてはたかが知れてますし)、こんなもので充分でした。今も、前ほどは量を食べなくなってます。腹八分目の量で抑えておく、みたいな習慣ができたのも良かったな~と思います。