アンサンブルの練習(2)
ちょっと前に、音楽関係のイベントにヴィオラで出演することになったと書いたのですが、そのための練習が10月下旬の日曜日の夜に行われたので参加してきました。音楽サークルの中から有志10人がそのイベントのために集まって演奏することになっています。そして、イベントへの参加は随分前に決まっていたのですけど、コロナ禍の影響でなかなか集まっての練習ができず、その日の練習は自分以外のメンバーにとっても数ヶ月ぶりの集まりだったそうです。場所は民間の音楽スタジオでした。公共施設が借りられれば料金が安くて済むはずですが、まだまだ利用人数に制限があったりするのですよね^^;
ところで、ヴィオラを引き受けたのはいいのですが、まともに楽器を弾くのは6月に退院してから初めて。最初は楽器が持てるか不安で構える気にならず、それからしばらくしてからはどうせ上手く弾けないだろうしな…と思うとやはり弾く気にならず、何となく楽器から遠ざかっていたのですが、ここにきてようやく楽器ケースを開けて構えてみたのでした。そしたら意外と普通に楽器が持てて、一応ボウイングもできるし、何とかなりそう。まあ、退院して4ヶ月近くが経ち、普通に生活できているのですから当たり前なんですけどね。
それで譜面を入手して、練習日の2週間ほど前から譜読みして個人練習をしました。ヴィオラとヴァイオリンの違いについては前にさんざん愚痴ったからもういいとして笑、これもちょっと前に書いた五十肩の影響が、思ったよりも出るようでした。まず右手は、腕を伸ばしてダウンボウいっぱいに動かそうとすると肩が痛い^^; ちょっと二の腕を上げていられないのです。しばらく動かして慣れてくれば肩の痛みも和らぐかと思ったのですが、全然そういう感じでもありません。これは結構困りますよねぇ。また楽器を支える左側も、少し長い時間連続して構えていると、今までに感じたことのない疲労感と痛みが出てくるのです。本番の正味の演奏時間はせいぜい15分くらいだから、その間だけ支えられれば充分なのですが…。
そんなこんなで練習当日になり、スタジオに向かいました。サークルのメンバーと顔を合わせるのも1年半ぶりくらい? コロナ禍で2020年4月以降の練習やらイベントやらが軒並み中止になっていたからなぁ…。でも皆さん元気そうでなによりでした^^ 逆に自分の方は「前よりも痩せたねー!」と言われてしまいましたよ。さすがに10kg落ちてますからね笑 それで練習そのものは、何とか合わせて通せることを確認って感じでした。まあ本番までまだ3ヶ月あるし、しっかり個人練しておきましょうってことですかね。通常このサークルでは練習後に飲み会があるのですが、さすがにこの状況ですし、日曜の夜ってこともあり、今回は終わったらすぐ解散で真っ直ぐ帰宅しました。
でも練習にいったことの影響が出てきたのは次の日から^^; まず、左の肩にかなりの疲れが溜まってしまいました。月曜の朝起きたら、左肩が鈍く痛い…。長いこと楽器を構えていなかったせいで、姿勢自体がおかしくなっているのかもしれないし、それによって左肩に不自然な負荷がかかったのかもしれません。そこに五十肩の痛みが重なって、はっきりいって楽器を弾く気力が後退するほどです。早急に手を打つべき…ですが、がっつりとレッスンに通う時間もないし、困りますね。
さらに、久しぶりに他の人と合奏したせいで神経がもの凄く疲れました^^; 自分てこんなに神経細かったっけ?とも思うのですけど、もともと人と合わせて弾くの苦手なんですよね…。で、月曜の朝は普通に起きられたのですが、会社に行って帰ってくると、もう何もする気がおきないのです。あれ、変だ、何でだろう?と考えて、そうだ練習に行って神経をすり減らしたからだ、と思い当たったのでした。あの練習の場にいたサークルのメンバーは全員数年来の付き合いがあって、個人的に一緒に飲みにいったりプライベートなことを相談したりするくらい仲良くしている人もいます。だからそんなに気を遣う関係性ではないはずなのです。にも関わらず、ほんの2時間ほど合奏の練習をするだけで精神的にヘトヘトになってしまうのはどうしたわけでしょう? やっぱり、1年半ぶりに集まりに参加して、苦手意識のあるヴィオラを弾いていたのが良くなかったのですかねぇ。合奏が楽しいとか楽しくないとかいうのとはまた別の次元でダメージを喰らってしまうのです。年齢的にもやや情けない気分になりますね^^;
とりあえず肩の痛みは騙し騙しで1月のイベントを乗り切るとして、来年の試験が終わったら肩の治療(その頃まで五十肩が良くなってなければ)とレッスンに取り組もうかな、と思っています。いや~、若い頃は身体の痛みが楽器に影響するなんて想像もつかなかったけど、急に来るんですよね。皆さんもお気を付け下さい。