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殴り合いとは…^^;

クラシック音楽のコンサートって、ある程度教育水準が高くて収入にも余裕があって、上品な雰囲気の中で静かに聴いているもの、でも寝てしまっていびきなんかかいたりすると白眼視される、みたいなイメージありませんか? クラシックのコンサートにジーンズで行くのはちょっとね、みたいなことを言う人もいますし。まあ、そういうのは個々人の考え方によるので、お好きにやればいいと思いますが。自分は正直どうでもいいです笑

スーパーやコンビニのレジ袋が無料だった頃は、レジ袋にアメなどを入れて客席に持ち込んで、演奏中にそのアメを取り出して食べる人が時々いました。あのパリパリいう音、自分では静かにやっているつもりなのかもしれませんが、実際はコンサートホール全体に聞こえてますし、オーケストラがフォルテシシモで爆音鳴らしているときに合わせてアメを取り出すくらいの気遣いはしてほしいな…と思ったりします^^; あまりにもうるさい場合はたいてい周囲の人が咳払いをして「静かにしろ!」という気持ちを伝え、ほとんどの人はそれで察してカサカサ言わせるのをやめてくれますけど。それから、iPhoneが普及する途中だった頃は「マリンバ」という着信音が鳴り響くことがたまにありました笑 そのiPhoneの持ち主が、客席から慌ててロビーに出て行くのですよね。人間だし音の出ない設定にするのを忘れちゃうこともあるのかな。まあ、周囲のお客さんとステージ上の演奏者から白い目で見られながらもすぐにホールから退出すれば、それ以上咎められることはないと思います。

 

しかし、どういう原因があったのか分かりませんが、お客同士で殴り合いにまで事態が悪化してしまうことも現実にはあるようです^^;

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いやぁ凄いですね笑 自分も今までお客同士が殴り合いをしているのは見たことないし、話を聞いたこともないです。サントリーホールのPブロックは、普段とは違う角度から演奏の様子を見られる楽しいエリアで、自分はそこで中村紘子ショパンピアノ協奏曲第2番を聴いたのが面白い思い出です^^ それはともかく、そんな楽しいエリアの席で、ショパンコンクール入賞者のカーテンコールもそっちのけで殴り合いって、アンタら何しに来てんの?と思わざるをえません笑 お互いよほど腹に据えかねることがあったんでしょうけど…せめてステージ上から人が退出し始めるまで待てなかったんでしょうかねぇ。

個人的にちょっと嫌だなと思うのは、開演時間が過ぎて客電が落ちてからの入場。以前、サントリーホールではないけど大きなホールに行って、たまたま端っこの席に座っていたら、会場が暗くなって間もなく指揮者が現れる…というタイミングでホールの係員から「遅れてきた人がいるので隣いいですか?」と言われたのです。でも面倒なので「イヤです」と言って断りました。まあ良い方に考えれば、どうしても間に合わない時もあるよね、だからちょっとだけ立って人を通してあげるくらいすればいいじゃん、てことになるんでしょうけど、はっきりいってほとんどの場合どうしても間に合わなかったとかやむを得ない事情があったなんてことはなく、単に何となく来たら始まってたってことだと思っています。それなら譲る理由もないし、係員に返事するのさえも面倒なので本当にやめてほしいです笑

 

ところでこれは自分の偏見かもしれませんが、クラシック音楽を聴くのが趣味とか演奏が趣味とかいうとお上品なイメージを持たれがちなのに反し、その実かなりエキセントリックな人が多いなと思っています。特にヴァイオリンは…笑 あの脳天をカチ割られながら全身の血が沸騰して蒸発するような興奮はヴァイオリンならではの魅力だと思うんですけど、そういう興奮に普段から慣れきっている人が穏やかでいられるはずがないよなぁ…という気がするのです。まあ自分も人のことは言えず、ヴァイオリンを構えるとその瞬間からとても攻撃的な気分になりますし、多分ヴァイオリンを弾く人の多くがそうではないかと思います。いやでも、楽器を構えるのをやめれば、一応常識的な社会人として振る舞えると自分では思ってますよ? さすがにコンサート会場の客席で他の客と殴り合いまではしません。でも、もうちょっとでブチ切れそうな、臨界点間近の人ってのは、コンサート会場には意外とたくさんいるんだろうな、という気はします^^;

 

それにしても、オミクロン株の流行がどうなるか分かりませんが、このまま以前のように気軽にいろんなコンサートを聴けるようになるといいなと思います。来年の試験が終わったら、あれこれ聴きまくりたいですね!