目指せ!47歳からの司法書士受験!

法律初学者のおっちゃんが合格するまでやりますよー

令和3年度司法書士試験の最終結果

ちょっと遅くなりましたが、11月12日に令和3年度司法書士試験の最終的な合格発表がありました。合格された皆さま、おめでとうございます! 次回は自分も合格したいですね〜頑張らなくちゃ!

www.moj.go.jp

で、法務省から令和3年度試験の最終結果というものが発表されています。最終合格者数は613人でした。午前午後の双方を受験した人数は11,925人なので、合格率は5.1%となります。ちなみにここ10年ほどの推移はどうなのかと思って検索してみると、データを掲載してくれているサイトはいくつもありますね。たとえばこちら。

careergarden.jp

受験者数は平成23年から令和2年まで急速に減少していて、令和3年はちょっと増えてはいるものの依然として低水準です。最多の平成23年(25,696人)に比べると、令和3年の受験者は半分以下! コロナ禍の影響で資格の必要な士業に注目が集まっているとか言われていたりしますが、さすがに司法書士は気軽に思い立って気軽に受験…てわけにはいきませんもんね^^; それだから外的な要因には左右されにくいってことでしょうけど…来年は受験者が爆増したらどうしよう。コロナ禍になってから2年以上経つから、要領よく準備できる人なら受験できるだけの実力は充分に付くでしょうしね。

合格率は逆に、低いながらもジワジワと上昇する傾向にあります。これは受験者数が減っているのに対して合格者数が約600人のまま維持されているからですね。平成23年は3.4%だったのが、昨年令和2年は5.2%まで上がっています。しかし、だから合格しやすい、というわけではないのがツライところ笑 100人中3人受かるよ〜と言われていたのが100人中5人受かるよ〜と言われたからといって、まったく気が楽にはなりませんよね。とはいえ、このレベルの狭き門を続けているからこそ、有資格者の数が抑制されて過当競争を避けることができる…みたいな話もよく聞かれます。合格後の仕事のことを考えたら、何としても頑張り抜いてこのレベルの試験を突破するのが最善と言えるでしょう^^;

 

合格者の平均年齢は41.79歳。確かになかなかの高齢化ぶりだと思います。ちなみに自分と同い年(昭和48年)の合格者は21人で、結構多いのですね。またまだ望みはあるな^^ そして自分より年上の方の合格者数をカウントしてみたところ148人でした。合格者全体の約4分の1が、自分より先輩の方々だったのです。さらに、合格者で最高齢の方は何と77歳! これはもう、自分ごときが年のせいで〜などと言い訳してる場合じゃないですね! まあ実際、目とか肩とか腰とかに年齢を感じることが多くなってくるわけですが、受験に関してはまだまだ大丈夫ってことなのでしょう。何かデータを見てたら気力が湧いてきました笑

逆に、合格者で一番若い方は21歳で4人おられます。こんなに若いうちから司法書士の仕事に携わる人生…いいですねぇ。男女比は、男7に対して女3の割合。司法書士全体の男女比は女性が約2割だったと思いましたが、合格者が3割ということは、これから女性の司法書士が増えていくということですね。受験地別には、東京が圧倒的に多いです。これは単に受験者数が多いからでしょう。それにしても、東京・横浜・さいたま・千葉の関東4ヶ所だけで292人と、合格者の半数近くに達します。東京への一極集中ぶりがよく分かりますね笑

 

といったところで令和3年度試験の振り返りを終えて、次回試験に向けてまたペースを上げていかなくちゃです。寒くなってきたので皆さまも風邪など引かぬよう気を付けて下さいね~!