目指せ!47歳からの司法書士受験!

法律初学者のおっちゃんが合格するまでやりますよー

手術しました!

コロナで入院する前に、何度かここに痔疾について書いたことがあります。自分はいわゆるいぼ痔(内痔核)というやつで、普段は何もなく普通に生活できるのですが、何かの拍子に出血が始まると何日も止まらなかったりして困っていました。状態が悪い時は、便座に座っただけでシャーっと血が出ていってしまうほどなのです。そして出血が多いのは、それだけ体内から鉄分が出ていってしまうことでもあります。去年の4月下旬から出血が続いて、爪の形がスプーン状に変形してきてさすがにマズイな(鉄欠乏性貧血の典型的な症状なのです)…と思っていたら、5月末にコロナで高熱出してぶっ倒れたわけなんですけど、あとで病院の先生から「入院したとき体内に鉄がありませんでしたよ」と言われたのでした^^; よくそんなんで生きてたな自分…痛みがないから放置してたという面はあるのですが…。まあしかし、試験が終わって合格発表までの間は、まとまった時間が取れる絶好のタイミング! ということで、ついに先週の月曜日、外科的療法を受けてきました^^

 

その前に痔(内痔核)というのはどういう状態かというと、肛門って筋肉でキュッと締めて閉じるわけなんですが、それだけでは隙間が空いてしまうので、毛細血管の詰まったパッキンのような組織で間を埋めています。で、何年もの間、排泄物が通過しているうちに、パッキンに圧がかかって傷んでくるのですよね。つまり腫れて垂れ下がってきて、場合によってはキズが入って血が出ます。そして、一度パッキンが傷んだ状態になると元には戻らず、薬を使って腫れを抑えたりすることはできるとしても、根本的に治すには垂れ下がった部分を切り取ってしまうしかないそうです。それが一般に「切る」と言われている治療法なのですね。

 

それで、自分のかかっている病院は入院設備のない日帰り専門で、手術の予約をした日の午後、予約した時間の10分くらい前に受付しました。最初に抗生物質を飲んで、下だけ手術着に着替えます。あとは、点滴で鎮静剤を入れながら、お尻だけ局所麻酔をかけました。この鎮静剤の効きが微妙な感じで、点滴を始めてから割とすぐ意識がぼんやりしてウトウトしてたのですが、30分くらいして目が覚めてしまいました。もちろん手術の真っ最中で、お尻に細い棒のようなものが接触しているように感じます。その棒がグリグリ動くと、痛くはないけどなかなかの異物感^^; うわーこれいつまで続くんだろうなーと思ったらまた意識が遠のいて、結局いつの間にか終わっていました。術後は1時間ほど休んで、その後の生活についての説明を受けて終了。すぐ帰れるのは気が楽ですね。

 

しかし、本当に大変なのはここから^^; 痔の手術と聞いて一番心配なのは、やっぱり痛みのことじゃないですか? それで、術後数時間は麻酔が残っていて、あれ、全然大したことないじゃん…と思うほど痛みは軽いのですが、麻酔が弱まるに従ってジワジワと痛みが強まります。一応、我慢できないほど痛かったら飲んでね、という痛み止めの頓服薬を5個もらってきたのですけど、術後最初の夜はかなり痛くて、頓服を4個も消費してしまいました。この痛みはちょっと想像以上でしたね。

翌日、朝一で病院に行って診察を受けました。傷口を見て、順調に回復してますね、ということで終了。そして頓服より効果が一段階強いトアラセットという薬を出してもらいました。一日4回まで服用できるものの、副作用で吐き気が出るので、吐き気止めをセットで飲みます。でもトアラセットはなかなか効果的で、切り傷のズキズキする痛みがかなり抑えられている気がしますよ。現状では手放せないです。トアラセットが出てから頓服は使わずに済ませてますし。

通常時の痛みはまあそれでいいとして、痔のハイライトとでもいうべきなのは排便時の痛みですね! これはもう、本当に激痛です^^; しかも、術後数日経過してからの方が痛みが強いです。肛門がビクビク痙攣して、脂汗が一気に吹き出して、しばらく身動きできません。トイレに行くのがトラウマになるくらい。痛くて仕方ないときはぬるめの風呂に入ると痛みが和らぐと言われたのですが、自分にとっては気休め以上の効果はないようでした(脂汗をすぐ洗い流せてサッパリする効果はありますよ。まったく無意味とは思いません)。手術をしてくれた先生は、術後10日から2週間で、ふっと痛みがなくなる時が来るので、それまで頑張って下さい、とおっしゃいます。今はそれを信じて、ひたすら耐えるしかないですね…。

 

まあでもこれで、トイレに行くたびに出血の心配をする必要からは解放されるはずですし、出血が多すぎて体調を崩すこともなくなるはずです。それはホントにかなり嬉しい! 早く痛みが緩和されると良いなー。